全国屈指の大珠真珠の生産で名高い「神明真珠養殖漁業協同組合」は、三重県伊勢志摩国立公園内に位置し、長い歴史と伝統と 共に歩んでまいりました。

世界で揺るぎない地位を築いた日本のアコヤパールが誕生したのは、今から１００年以上 も前のこと。１９０７年（明治４０年）、「神明多徳島」において、真珠づくりに情熱を傾 けた先駆者３人（西川藤吉、御木本幸吉、見瀬辰平）の努力が実を結び、世界で初めて真円 真珠の養殖に成功しました。



神明真珠組合は、先駆者のその志と情熱を受け継ぎ、良質な真珠の養殖技術開発や、大珠 真珠生産への飽くなき挑戦といった弛まぬ努力と研究を積み重ねて今日に至っており、真珠 品評会においての農林水産大臣賞受賞や、生産者団体の全国組織である全国真珠養殖漁業協 同組合連合会の会長を輩出するなどしております。また、「美しい真珠は美しい海からしか 生まれない」の理念の元、環境への配慮から毎年の海底地質改良剤の散布など、当組合及び 組合員は、歴史・伝統を胸に、現在も常に業界をリードしつづけています。

神明真珠養殖漁業協同組合
代表理事組合長　谷口　博俊

アコヤ真珠発祥の地、リアス式海岸に囲まれたこの美しい英虞湾の神明海域で育まれた良質のアコヤ真珠を世界中に発信していけるよう、組合員と力をあわせて頑張っております。